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100万回生きたねこの作者である佐野洋子先生の世界をのぞいてみた

 

どーも、ピロミです。

みなさま「100万回生きたねこ」という絵本はご存知ですか?

私の大好きな絵本の1つでもあるのですが、その絵本は佐野洋子先生という方が描かれています。

その佐野先生の素敵な魅力がつまった「佐野洋子の世界展」という展示会に行ってきました。

「100万回生きたねこ」ってどんなお話?

「100万回生きたねこ」という絵本を読んだことがありますか?

絵本の名作とも言われており、私は小さい頃から何度もこの本を読んだことがあります。

 

 

 

この絵本は、「100万年も しなない ねこがいました。」とお話が始まっていきます。

そして、そのねこが何度も何度も生まれ変わっていろんな飼い主のもとで生きていく様子が描かれています。

やがてねこは、素敵な白いねこと出会い、愛を知りたくさんの子供たちが生まれます。

そして、ねこも白いねこも歳をとり、ある日、白いねこは永遠の眠りについてしまいます。

ねこは、白いねこを失い毎日毎日泣いて悲しみます。やがて、ねこも白いねこのそばで永遠の眠りにつきます。

そして、最後は「ねこは生まれ変わることはありませんでした。」とお話は終わります。

 

生きて、愛を知って、そして失い、死んでいくという至ってシンプル話の流れで、最後はハッピーエンドではないお話です。

でも、最後の一文で「幸せ」というものに気づかされ、悲しいよりも何か胸に大切なものが宿る素敵な絵本です。

生きている間に大切だなと思える人に出会えることは、本当に奇跡なんだなとしみじみ思わせてくれる素敵な作品だと思います。

「100万回生きたねこ」の作者である佐野先生は意外にも…

そんな素敵な絵本「100万回生きたねこ」は佐野洋子という方が描かれています。

その先生の作品を展示している「佐野洋子の世界展」を観に行ってきて、意外にも驚いたことが、佐野先生は「ねこ」が嫌いだということです。

代表作である「100万回生きたねこ」はもちろん、佐野先生の他の作品にも猫はたくさん登場しているのを知っているので、意外すぎて驚きました。

 

佐野先生が絵本でねこを描くのには理由があって、人間を表現するときに人間の形をしているよりもねこの方が親しみやすい形やビジュアルであるからだそうです。

別に猫が好きなのではなく、お話の中で伝えたいこと、描きたいことに対してねこがピッタリだから、たくさん作品に登場するんだそうです。

 

私が好きな佐野先生のねこ嫌いエピソード

そんなねこが嫌いな佐野先生ですが、意外にもねこを飼っていたそうです。笑

佐野先生の息子さんは飼っていたねこのことが好きだったそうで、ねこに顔を寄せ、時より幸せな顔をするそうです。

自分には見せたことのない息子さんの表情を引き出せるねこに対して、嫉妬したことがあるそうです。

猫に対し嫉妬するこのエピソードが、ねこ嫌いな佐野先生のちょっぴり可愛い素敵な感情だなと思うのです。

 

「100万回生きたねこ」以外の佐野先生の作品が楽しめる

そんな「100万回生きたねこ」の絵本で有名な佐野先生の作品を観ることのできる「佐野洋子の世界展」というものにいってきました。

「100万回生きたねこ」の原画はもちろん観ることができますが、「佐野洋子の世界展」だけあって、他にもたくさんの作品を見ることができました。

正直、佐野洋子先生の「100万回生きたねこ」以外の作品がどんなものがあるのか詳しく知りませんでした。

でもたくさんの作品を見て、画材や表現方法の幅の広さに驚かされました。

銅版画、油絵、水彩、パステル、アクリル絵の具などの幅広い画材を使っている作品を見ることができ、ここまでいろんな画材や手法を使って作品を作られている作家さんは多くないと思います。

もちろん絵本の原画も素敵ですが、いろんな表現が楽しめるとても贅沢な展覧会だと思います。

佐野先生のこれまでの人生が詰まっていた

そしてこの展覧会では、佐野先生の絵を描いてこられた人生も知ることができました。

佐野先生は幼少期の頃に、絵が得意なお兄さんを亡くされたそうです。

お兄さんが亡くなられてから絵を描くようになり、お兄さんを亡くされた感情が作風などにも影響したのだとか。

そう思って「100万回生きたねこ」を読むとまたじんと胸に響くものがあります。

 

また佐野先生のデザイナー時代の頃の話や写真もたくさん展示されていました。

80年代のファッションを身にまとって出勤されている佐野先生の写真もあり、私もこんな服を着て出勤してみたかったと思わせるほど、昔のデザイナーの服装がとても素敵でした。

 

子供から大人までも楽しめる絵本コーナー

「佐野洋子の世界展」では、絵本をはじめとする著書がたくさんありました。

子供はもちろんのこと、大人の方も楽しめるエッセイなどの著書がたくさんありました。

ゆっくり座って読めるスペースがあり、私は時を忘れて作品を楽しみました。

 

 

もちろん、「100万回生きたねこ」も読むことができ、展覧会を見終えると素敵な写真コーナーもありました。

 

「佐野洋子の世界展」へ行ってみる

 

私が見に行った「佐野洋子の世界展」は徳島の近代美術館で開催されています。

会期 2018年7月14日~9月2日
会場 徳島県立近代美術館
住所 徳島県徳島市八万町向寺山 文化の森総合公園内

電話 088-668-1088
開館時間 09:30~17:00
休館日 月曜日 (7月16日、8月13日は開館)、7月17日
観覧料 一般・大学生 1000円 / 高校生 500円 / 小中学生 300円
アクセス JR徳島駅よりバス20分
URL http://www.art.tokushima-ec.ed.jp/text/sano2018

引用:https://bijutsutecho.com/exhibitions/2316

 

子供から大人まで楽しむことができるので、ぜひ「佐野洋子の世界展」で親子揃って絵本を楽しんでほしいなと思います。ぜひ、お近くの方は行ってみてください。

 

おうちで佐野先生の世界を楽しむ

なかなか遠方すぎて足を運ぶのが難しい方もいらっしゃると思います。

そんな方はぜひお家で佐野先生の絵本を親子で楽しんでほしいなと思います。

佐野先生の下記のおすすめ著書をぜひ読んでみてください。

 

100万回生きたねこ

 

おじさんのかさ

 

ゆかいなゆうびんやさん

 

素敵な親子の瞬間をぜひ佐野先生の作品とともに楽しんでほしいです。

ABOUT ME
ピロミ
ピロミ
Illustrator/Blogger アパレル業界を新卒3年目で辞め、好きなことで生きると決めてIllustratorになりました。 ■Fashion→アパレル業界や、古着、好きな服のこと ■Art→イラストの仕事のこと、イベントや展示会情報など ■Music→好きな音楽のこと について発信します。

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